「秋葉原散策と福袋製作交換会」1 レポート


東京散歩革命シリーズ「秋葉原散策と福袋製作交換会」
実施日 2016年7月30日(土)

今回は夏場ということで歩くのは短めにして、かわりに遊びの要素を取り入れ「福袋製作交換会」をセットにしてみました。

この企画は10年前に最初に行なったもので、ある範囲内をざっくりと歩いき把握したあと、その範囲で福袋を一定金額以内で製作し、再集合して交換会を行うというものです。

以下が10年前にほぼ同じ条件下(秋葉原・2050円以内)で行なった時の福袋の中身です。



地域や金額を変更することでさまざまな地域・人にフィットできる企画ですので、できれば定期的にこれだけをやる集まりを作りたいくらいなのですが、賛同者も少なく今まで眠っていました。私の誕生日がちょうど当日ということで、プレゼント交換も良いかなと思い今回実行に至りました。以下が今回のレポートとなります。



7月30日14時につくばエクスプレス線秋葉原駅を出発。

花房稲荷神社や講武稲荷神社などの小さなお社、滝沢馬琴旧居跡、そして秋葉原らしさのある商業地を1時間ほどかけて巡りました。この日、UDXでは夏祭りも行われており、普段にも増してかなりの人出でした。

この約60分の散策中に、各自のお店の目星や中身の構想を立ててもらいます。

末広町交差点で一旦解散し、それぞれ福袋製作に入ります。一応、解散前に「こんなものが欲しいな」というざっくりした要望も伝えてもらいました(参考なので従う必要はありませんが(笑))


福袋製作の細かいルールは以下のとおりです。

1.購入価格は2160円以内に収めてください。
※価格はレシートをもらうか、メモしておいてください。

2.交換時に中身がわかりにくくなるよう、必ず袋・箱などに入れてください。

※紙袋・ビニール袋や箱の代金は合計価格に含みませんが、鞄・トランク等有償の物に入れる場合は含みます。テープとホチキスは主催者が持参したものを借りてOK。

3.入れてはいけないものは以下のようなものです。

袋などに入れて持ち運べない(持ち帰れない)大きさ・重さのもの
現金・金券(古銭・外国銭・宝くじは可)、譲渡できない切符・チケット・薬類
すぐ液体の漏れ出るような食品・物品、当日消費必須の食品
資格・認可が無いと扱えない物品(危険物など)
レーティングなどで参加者の年齢では相応しくないもの

4.福袋用の買い物は当日に添付地図の中でおこなってください。


5.買い物時間は約90分。

6.何が贈られても広い心で許す。


今回は3つの福袋が完成しました。あみだくじで交換ののち、開封です。

中身の価格および製作者の弁をご覧ください。


///その1///
ノートPC用W冷却ファン 650円
ワイヤレスマウス 429円
7口USBハブ 518円
USB扇風機(大きいほう) 216円
USB扇風機 86円
リバティー「生きる」ガチャ景品(ガンダムの玩具) 200円
計2100円

「秋葉原らしく、PCが使える人なら役立ちそうな、でもチープなグッズにした」
「あきばお~の商品が多くなったのが心残り。店は散らしたかった」
「2000円のジャンクタブレットをいきなり買おうか悩んだが、手が出せなかった」
「もっと冒険してもよかったかもしれない。無難すぎた」
「2000円はちょうど悩むライン。目玉を入れたくても2500円か3000円くらいする」



///その2///
ねこあつめティッシュカバー 1058円
ねこあつめミニトートバッグ 842円
リバティー「鬱」ガチャ景品(車玩具、AKBスイング) 100円2個
計 2100円

「一点豪華主義で行こうと思ったけど、案外2000円に近いものがなかった」
「PC製品は高いのか安いのかよくわからないので手を出さないことにした」
「ねこあつめならそこそこ誰でも受け取ってもらえるのではないかと思った」
「福袋なのになぜ鬱ガチャの景品を入れたのか、今思えばよくわからない」
「でも鬱ガチャも生きるガチャも実は大差ないのでは。価格としてはこっちのほうが安いし」
「重さとしては軽すぎて、もし普通の福袋だとしたら選んでもらえなさそう」


///その3///
古書
 極楽マウイの暮らし方
 自分ブランドの教科書
 ハーブ 作り方・楽しみ方
 文具術
 ほんとうに怖い世界の呪文
 オタク・イン・USA
 はじめてのイタリアン
 つまみ手帖
 コーヒーのすべて
 文字のデザインを読む。
 各200円
計2000円

「普通の古本を扱う場所が以前よりも減ったようで予定外だった。昔はもっとあったよね?」
「結果としてブックオフに長居することになってしまった」
「全部自分では読んだことのない本」
「小説はインスピレーションで買うのは難しいからハウツー本が多くなった」
「あと1冊100円の本か何かを買えばよかったが、時間がなくなった。ガチャで埋めるのは賢い」
「重すぎる。持ち帰る人がかわいそうなのでCDを混ぜたら良かったかも」
「もっと普通の場所の大きいブックオフでこの企画をやったら楽しそう。神保町でもいいけど」



今回は3つだけでしたが、私の中では自信のある企画であるため、粘り強くまたやりたいと思います。どうか今後ともよろしくお願いします。



企画・製作・執筆 志歌寿ケイト

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