「クリスマス都心深夜散歩」レポートその2


東京散歩革命シリーズ「クリスマス都心深夜散歩」レポートその2
実施日 2017年12月23日(土)-24日(日)

その1の続きです。


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●東京タワー

私はめったに東京タワー近辺には来ないので、つい写真を撮りすぎた。車でタワーを見に来る人たちもいくらかいたようだ。




少し横から見上げると、曲線の具合もよくわかる。


まあ、何枚撮ってもあまり変わり映えしないが・・・。というか遠景だとコンデジではピント合わせが難しくてダメだったので取り返したという感じ。


●六本木

飯倉から六本木へと進む。ロシア大使館前の警察官は以前より増えたと思う。

飯倉片町交差点のフェラーリ。このあたりから通行人が増える。

クリスマスカラーのうん・・・と思ってしまった。

午前2時15分、六本木の繁華街を通過。深夜歩きで私が六本木を絡めたがるのは、ここだけが東京の深夜で未だに眠らない街だから見ておくべきという理由。人がたくさんいるということは、治安も最悪だろうけど。

何度も書いているが、深夜の東京は人がいない割に明るいという点で昼間より治安が良い(小規模な犯罪・トラブル・事故が少ない)と思う。特に都心は居住者・帰宅者も少ないので、深夜に対人の犯罪を狙っても効率が悪い。

まあ、深夜の六本木を落ち着いて歩けるくらいにはなってみたいものだ。こんなとこで遊ぶ機会すらないから、無理だけど。

六本木ヒルズのツタヤは朝4時までやってるらしい。ヒルズ周辺のイルミネーションもこの時間まったく点灯していなかった。

ミッドタウン側は静か。予定では墓地の横のデニーズに休憩に行くつもりだったが、遠回りになるため公園で小休憩のみ。


●表参道

タクシーがよくやるように、笄川跡のあたりを抜けて表参道を目指す。ここはわりと普通の住宅街となる。今回はルートが都心に寄っていたため、住宅街はほとんど通らなかった。



根津美術館横からブランド店の並ぶみゆき通りに出る。この通りの名前は正式ではないようで、安定しない。


こんな時でないとじっくりと見たりしない(できない)ような店の外観がいくらでも見られるというのも、深夜歩きの良いところである。特に私などは縁のない店ばかりなので。



午前3時半、表参道交差点着。広告のライトもついていないので規制などがあるのだろうと思う(調べてない)。

いつもものすごい人波の表参道・けやき通りも、本当にまったく人がいない。転がれるのではないかというくらいだ。電飾も点灯していない。





このように表参道もいくらかの店ではディスプレイが楽しめる。すべてではないが。丸の内・銀座などと違い、若干若い層向けっぽくなるため個人的には楽しい。こんなところで普段立ち止まってじっと見るわけにはいかないので・・・。


●原宿

表参道を直進せず、最後に竹下通りへ入ってみる。

避ける人も多いだろうけれど、私は割と昼夜問わず、ここを散策ルートに入れることが多い。別に歩くこと自体は全然なんとも思わないので(その時点でどうかというアレもあるが)。普段あまりに孤独な生活であるせいか、群衆を見ることは嫌いではないのだ。水が流れるのを見るのも飽きないが人が流れるのを見るのもまた飽きない。

まあそんな原宿・竹下も、深夜にはご覧の状態。これはこれで、立ち止まって店の外装を見られるので良い。普段はまず立ち止まるのに難儀するので・・・。

ここではないクレープ店はけっこう深夜までやってるところがあり、初詣の際は確か買えたはず。逆に、そこくらいしか店は開いてないし、通行人も車もほとんどいないので、ディスプレイを見せている店は少なめ。

貴重なディスプレイ公開店が下着店。ここも深夜なら見放題である。

銀座・表参道などとは明らかに違う、直接的アプローチ。商店街的とも言える。「顔がある」 マネキンもここくらいだったような。


午前4時、一応のゴール地点・原宿駅に到着。デニーズに寄らなかったので若干始発(上下とも4時45頃)までは時間が余ってしまった。このあと少し余計に歩いてお開きとした。


ということで正月以外では久しぶりの意図的な深夜歩きを完遂できた。思ったよりは電飾関係がおとなしかったというか、やはり地元との協議なのか深夜は点灯していないようだった。クリスマス深夜だからといって深夜の人出が多いというようにも見えない。もう少しイベント化できるような場所もあって良いかなぁという気はするが、いろいろ厳しい昨今なので日本では難しいところか。

私自身は信仰心もなく家族もいないのでクリスマスだからどうということは特にないが、何か良い影響が世の中にあるのであれば多少規制を緩めにしてイベントは寛容にやったっていいのではないかな、という立場である。何の発言力もないけれど。

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その1はこちら

企画・製作・執筆 志歌寿ケイト


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