※2015年10月10日実施。写真は下見の時のものです。
▲オーストラリア・ベルモント市との姉妹都市提携を記念したベルモント公園。足立区にあるから目立たないが、都心にあったら名所になっていたと思われる綺麗な公園。
▲歩道部分が水路跡。そこから歩道幅分だけになって続く街路もまた水路跡。ここはそれがわかりやすいため、コースに組み入れた。この先で梅島駅へと折れて、この散策シリーズでは珍しく電車移動。梅島→西新井→大師前。
▲改札がない大師前駅。ヨーロッパにあるドーム屋根の頭端駅を彷彿とさせる、と私は勝手に思っている。
▲そんな大師前の駅近暗渠としてお勧めなのがここ。いかにもな車止め。
▲薄暗く、壁に囲まれてカーブしていく様が良い。こんなところ通っていいんだろうか、というスリルもまた暗渠散策の魅力だ。
▲やや湿り気が感じられ、雑草が蔓延る。アスファルトが若干緑がかる。正統派の暗渠風景と言えるだろう。
▲一本街路を挟んでさらに進むと、急カーブ。最初は「ここ行けるのか」と疑いたくなるが・・・。
▲ご心配なく。廃棄物はあるがちゃんと通りぬけができる。行き止まりの暗渠は侵入難易度が高いため、これはありがたいことである。
▲大師銀座から見えるコレも歩道部分が水路跡で、そのまま進むと車道だけが折れて暗渠が続くパターンの物件。今回は見ただけで歩いていない。
▲西新井大師の横にも水路跡の小径がある。ここはまっすぐ抜けられるせいか、比較的人や自転車がよく通行している。
▲西へと進むと、こんな道がある。左が水路跡、右が浅間神社の参道となっている。こうした場所もかつての風景を想像すると楽しい。
▲それなりの敷地がある浅間神社だが、お社は珍しいくらいに小さい。スポンサー不足?
▲さらに追いかけていくと、ごく一部コンクリートむき出しの暗渠がある。地域によってはよく見かけるのだが、足立区では案外少ないように思う。
▲西新井西公園・環七あみだ橋交差点近くの幅広の暗渠。公営の自転車置き場として活用されている。あみだ橋自体がもうないのに交差点名にふたつも利用されているというのは、住居表示による地域名称の不足を感じさせる。
▲ルート的に苦しいが、そのまま環七を西へと直進して江北地域に移る。商店街から入るこの街路もまた味わいある水路跡だ。
▲反対側から撮影した当日の写真。夕方近くとあってか、七輪で魚を焼いている。暗渠焼き魚。生活感が大変によく出ている。
▲続きもこのようなスリリングな暗渠小径であるが、ここもしっかり通り抜けられる。普通に作った生活道路とはまた違った景観と利用方法がわかるだろうか。
▲そしてまた急カーブ。ここは壁と木と曲がりの具合が個人的に好きだ。
その3(ラスト)に続く。
◆東京散歩革命のページに戻る